や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

電車男

読み終わった。もう中盤以降は恐ろしいくらいのペースで読んでいた。読後の感想としては、「あぁ、おわったぁ〜(笑顔)」という感じだろうか。非常に良質なハートフルラブストーリーだった。そう、ハートフル。おいこら!スティーブン・スピルバーグこういうのをハートフルというんだ。「ターミナル」なんて撮っている暇があったら読め。これが日本的ハートフルストーリーだ。
このストーリーには「耳をすませば」に似た鬱ベクトルが存在し、しかもそのパワーは「耳をすませば」を凌駕すると思うのだが、不思議なことに「耳をすませば」ほどのボディーブローを感じなかった。きっと、主人公たる電車男が最初はごく普通の毒男で、一人で成長したのではなく、スレ住人の助けを借りて成長していったから、微笑ましさがあるのだろう。親近感があるからかもしれないが。
本当なら、これほどの物語(ドキュメントというべきか)を人に薦めないはずがないのだが、やはり普通の小説とは全く異なるフォーマットなのがちょっと薦めづらいといえば薦めづらい。でも、この形式だからこそ楽しめるというのもあるからなぁ。

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