Vol.2の「ナイトストライカー」にも言えるのだが、アレンジがオリジナルの魅力を上回るとは限らない。むしろ、オリジナルのクオリティが高ければ高いほどアレンジしたものは陳腐になっていく傾向にある。
ZUNTATAの楽曲の音質は時代とともに向上していく一方である。当然のことながら、本作に収録されている楽曲の質も高いのだが、それでもオリジナルの魅力には敵わない。
これに限らず、私はアレンジアルバムには否定的である。それはオリジナルの楽曲を上回るアレンジに出会ったことがないからかもしれない。正直、アレンジのみのアルバムを出すくらいなら、オリジナルサウンドトラックを再編集して出してくれればいいのに。
