や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

エイリアンvsプレデター

大いなるB級映画なんだと思う。基本的プレデターと人間とエイリアンが遭遇する前の人間がたくさん生きているうちは退屈で仕方のない映画なのだが、いい具合に人間が減ってくるとタイトルどおりの展開になってくる。
本作は冒頭で述べたB級っぽさや、「え?もう終わり?」って思ってしまうくらいの短い上映時間、そしてツッコみたくなる設定などから、あまり高い評価は得られないと思う。個人的には、エイリアンクイーンが走り回ってくれるの楽しかったりするわけだが。
ストーリーとしては、今の人類がこうして生活できるのはプレデターさんのおかげで、たびたび行われるプレデターさんのマッチポンプとエイリアンが関係する、とだけ言っておこう。私はあまりネタバレする方ではないが、この大いなる設定に敬意を表して、ネタバレをしようと思う。この設定もまた、本作のB級的要素の一つである。
本作は、期待して見に行く作品ではない。エイリアンとプレデターが戦うということを楽しむ映画なのだ。ていうか舞台設定がまずかったのかもしれない。ただ、エイリアンとプレデターの押えるべきところは押さえており、その辺は好感が持てた。