や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

いま、会いにゆきます

面白かったから見に行って来ると良いよと言われたので見てきた。見るまでは「黄泉がえり」みたいな映画なんだろうなぁと思ったのだが、この手の映画に免疫がないためか変に感動してしまった。なかなか侮れない映画だった。これが、二人の馴れ初め部分をもっと作りこんで、主演がシドー中村竹内結子じゃなかったら名作になるんだろうけど、それって世界の中心で、愛をさけぶ」的映画になるんでしょうか
ま、二人の馴れ初め部分をもっと作りこめというのは、私が単に青春ラブストーリー好きだからでしかないのだが。
ORANGE RANGEのテーマ曲も良かったね。サビだけだけど。サビ以外は粗悪ラップだし。しかも映画のエンディング向きじゃないし。ここまで言ってしまうのは、私がORANGE RANGEのことが大嫌いだからだろう。
あー、なんか褒めてるのか貶してるのか解らなくなってきた。話としては好きな部類に入るんだけど、既に似たような作品が上映された後なので、n番煎じ呼ばわりされたりしているだろうし、梅雨の時期という季節感丸出しのストーリーのため、秋に上映するのは失敗だったように思える。これが夏休み上映とかだったらまた大きく変わるのではないだろうか。それこそド本命の「世(中略)ぶ」と被ってしまうわけだが。そういう意味で、もったいない映画ではあったと思う。この映画、10年後くらいに上映したら、みんな「世(中略)ぶ」のことなんて忘れているだろうからもっとヒットするかも。
しかしまぁ、私はこの作品も「黄泉がえり」も好きなのだが、いかんせん主演二人がなぁ。周りが結構味わい深いだけに。というわけで、市川実日子さんは良いと思いました。浅利陽介も良かった。顔が曲がっているとことかシドー中村の顔に近かったと思う。「新選組!」を見てても気づかなかったという意外な発見。しょうもない発見だな。