や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

フリートーク

時期外れの話なんで単独のトピックとして挙げづらいのだが、書く。今年の流行語大賞波田陽区の「〜って言うじゃない」と「残念!」がノミネートされたわけだが、どこかの政令指定都市で作ってくれないだろうか。波田陽区横浜市波田陽区みたいな感じで。
「〜じゃない」って言い方をするキャラといって思い出すのが、「ワールドヒーローズ2JET」以降のキャプテンキッドだろう。何、思い出さない?そもそもキャプテンキッドなんて知らない?どうせ最近のゲーマーは「ワールドヒーローズ」なんて知らないだろう。思えば10年くらい前のゲームだしな。で、キャプテンキッドだが、彼は「ワールドヒーローズ2」で初登場し、海賊でありながら対戦後のセリフでは陽気な兄ちゃんのようなまさにアニキと呼ぶにふさわしいセリフを吐いていたのだが、次回作の「ワールドヒーローズ2JET」で彼は変わってしまった。
ワールドヒーローズ2JET」は2と謳っているものの、作品自体は全くの新作であり、「ストリートファイターII」と「ストリートファイターII'」程度の差ではない。その中で、キャプテンキッドは対CPU戦の最中に乱入してくるといういかにも海賊らしい、アウトローな登場の仕方をするわけだが、その登場時のセリフが「ヘ〜イ!なかなかやるじゃな〜い(うろ覚え)」という波田陽区というよりも「燃える!お兄さん」のロッキー羽田のような台詞回し。しかも体力ゲージ下の一言欄(勝手に命名)でもじゃないワールドが展開されていて2の時の面影は残っていない。じゃないワールド化した言語センスというのはいかがなものか。
言語センスといえば、CDTV椎名林檎を特集していたわけだが、私は椎名林檎の楽曲の中で「ギブス」が一番好きである。というか好きというよりも面白いといったほうが正しいかもしれない。「ギブス」の何が面白いかというと勿論サビの「I 罠 B wiθ U」だろう。正常な言語センスの持ち主ではこんな詞は書けないと思う一方で、これは椎名林檎があくまで理論的に作り上げた結果であり、ギミックであるという風にも思える。最近では、後者のような気がしてきた。椎名林檎の歌詞はあまりにもいじくりすぎた感があって鼻につくときがあるのだが、それでもこの言語センスは他の誰にも追いつかない世界であり、そのために椎名林檎の存在が際立っているのだから、そこは認めなければならない部分なのだろう。
というわけで、波田陽区から椎名林檎につなげてみた。