や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

リターナー

今まで見たことがなく、見たいと思っていたところ、TVで放送していたので見た。私が見たい見たいと思っていた映画は、大抵実際見ると期待ほどでないことが多い。最近では「バリスティック」がそうだったし、「ドーベルマン」もそうだったな。じゃあ「リターナー」はどうかというと、そういうわけだ
この手の作品で宇宙人というのはダメだと思う。この手の話で一番しっくり来るのはやはり機械の反乱だろう。あぁ、もう使い古されすぎて手垢どころか化石になっているんじゃないかと思えるプロットだが、それくらいのものだからこそ、安心して見られる。
でも最後は結構良かった。あまりにも分かり易すぎる伏線だったが、ゆったりと家で見るような映画ならそれくらいがちょうど良い。いかにも日本映画らしいチープさもここまで来ると好感すら持てる。この映画は日本人スタッフじゃないと撮れない。なぜだかそういう感じがする。