や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

「このゲームの対象年齢は15歳以上」――誰がどうやって決めている?

ゲームにレーティングって必要なのかなぁと思うのだけど、今みたいにプレイヤーの想像力を働かせなくても鮮明でリアルな映像で「スマッシュTV」みたいな殺し合いをやられたら、ちょっとレーティングについて考えたりもするんだけど、じゃあ昔のゲームは表現がチープだからレーティングの必要が無いかといえば決してそうではないわけで、逆に昔のほうが歴史が積み重なってない分、何でもアリの様相を呈していたと思う。
レーティングの項目として、性的表現、反社会的表現、暴力表現、言語・思想的表現とあるわけだが、「クレイジークライマー」は高層ビルをひたすら登るというモロ反社会的表現に引っかかりそうな気がするし、「道〜TAO〜」は内容が内容だけに言語・思想的表現に引っかかりそうだし、「東方見文録」は子供にプレイさせたらトラウマになりそうだし、大人がプレイしてもトラウマになりそうだから18歳以上推奨にするのも憚られる
昔のゲームは表現力がない分、ハチャメチャな設定でもゲームとして面白ければどうとでもなるところがあって、まずゲームありきで設定二の次だったからこんなにシュールな設定でも許されていたのだと思う。今はそうはいかなくって、まず映像のリアルさありきでどんなにおもしろカッコいい設定を考えてもそれを説得力のある映像に出来なければ実現できなくって、結局映像の元ネタは現実に存在するものしかなくって、皮肉にも映像の進化が表現の限界を露呈してしまったりしてねー。
話題が二転三転してしまったが、結局のところゲームってレーティングせざるを得ないほどリアルに作らなくても良いし、表現を過激にする必要も無い。もっと力を入れるべきところがあると思うのだが、それを許さないのがユーザーだったりしてそれが最もタチがわるいんだけど。