や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

こんな時間に何をやっているかというと

・DVで撮った映像をDVDに焼こうとしているところなのだが、はっきり言ってもう眠いし、明日の仕事にも差しさわりがある。ではなぜ今やっているかというと、明日までにやらないと上司に殺されるからだと思われる。
・「思われる」という表現を使ったのは、この仕事がそもそも私の仕事ではないからである。なのに仕事をやっている。本来仕事をすべき人間は既に寝ている。全くひどい話だ。世も末だ。
・映像は全部で3時間強。DVD-Rにして2枚組。焼くのに何時間かかるのだろう。私は寝られるのだろうか。「そんなの放っておいて寝てしまえば良いではないか」という人もいるだろう。そんなことをしたら私は徹夜することよりもっとひどい目にあうだろう。そう、私はいじめられる立場にいる。

・それよりもひどいのは彼の上司だろう。収録した映像を編集すること、そしてDVD-Rに焼くことにどれほどの時間がかかるかを理解していない。業種が業種なのにその手の知識に全く疎いというのは会社として問題ではないかと正直思う。
・ちなみに、映像の内容は会社のバラバラ方針説明。いくら利益を上げていても、方針がバラバラなら碌な経営ができないのではないかというモデルケースを今から体を張って示そうとしている段階なのかもしれない。

・話は変わるが、業種が業種だけに、うちの会社では精神を病むものが結構いて、そういう問題が最近表面化してきて、無視できない状況になってきた。無理をするな、深夜残業をするなと言われたって、現実の仕事がたくさんあればそれも無理な話だ。効率よく作業をしろといわれたって、プロジェクトの筋道が見えず、樹海に迷い込んだような状態では効率も何も無いだろう。私は今、所謂デスマーチと呼ばれるプロジェクトに置かれている。

・はっきり言って、会社は残業時間削減による経費削減だけを狙っているとしか思えない。それでは、鬱病患者は増えるかもしれないが、作業効率が良くなるとはとても思えない。管理職の中で、鬱病について詳細を知っているものはどれだけいるのだろうか。そして、どうやったら対策できるのかを知っているものはいるのだろうか。私が見た限り、一人もいないと思う。

鬱病を他人事のように考えている人間は、鬱病の人間を病人と認めているのだろうか。表面的に認めているだけで、本心では認めていないのではないだろうか。管理職が理解を示さない限り、社員に幸せは無い。会社はボロボロになるだろう。